■□ 王道通信 □■ Vol.9
- 激動の1週間でした。
泊り込みの合宿に始まり、怪文書(怪冊子)に見舞われ、会員さんの相談や打ち合わせ、新しく申し込まれた方の面談、あさって日曜日の勉強会の準備など、これではいくつ体があっても足りませんね。
しかし、我が「王道」の前進はもう誰も止められません(私自身にも)。
どんどん加速度がつき始めています。
今年は本当に、日本中に大きな波を起こしていきます(多分)。
目次
1...専業大家の独り言 〜 「自立」「安心」「充実」の人生
2...「王道チーム」リレーエッセイ 第8回 宮下周邦
3...「勉強会」の会員さんより
4...編集後記
1...専業大家の独り言・白岩貢
◇自立、安心、充実の人生
アパート専業大家・白岩貢
- 先週末は、王道チームのみなさんと、これからの「王道」のあり方について泊り込みで会議をしました。
目的のひとつは、私が唱えてきた「アパート投資の王道」「不動産投資の王道」とは一体なんなのか、その原点をもう一度確認すること。
わいわいがやがやブレストする中から浮かび上がってきたのは、「安心」「自立」「充実」というキーワードです。
最近、格差社会といわれますが、その背景にあるのは将来に対する漠然とした「不安」でしょう。
●会社員は、人手不足や成果主義評価で仕事がどんどんきつくなって不安
●団塊世代は、年金だけで退職後の生活が成り立つか不安
●高齢者は、病気で寝たきりになったときのことが不安
●専業主婦は、夫のリストラや親の介護が不安
●働く女性も、仕事を続けながら結婚や子育てできるか不安
●華やかなプロスポーツの世界だって、いつ大怪我をしたり若手が出てきて解雇されたりするか分からなくて不安
こうした不安の根っこにあるのは、「お金がなくなったらどうしよう」「食べられなくなったらどうしよう」という発想でしょう。
これをなんとか解消し、「安心」を得るにはどうすればいいのか。
やはり、経済的な安定を得ることだと思います。
公的年金とは別の収入、会社の給料とは別の収入、働けなくなっても安定して入ってくる収入。
それがまさに、不動産投資です。
別に大金持ちになろうというわけではありません。
将来への不安、万が一のときへの不安をカバーしてくれる副収入を得ようということです(経済的な自立に必要なお金はそれほど大きな金額ではないと思います。
毎月100万円も200万円もかかる生活を維持するとなると、それは逆にお金に従属することになりかねません)。
経済的な安心があると、心にゆとりがでてきます。
無理に現在の仕事、チームでのポジション、あるいは専業主婦という立場などにしがみつかなくても、なんとかやっていけるのですから、精神的に「自立」できます。
むしろ、リスクを恐れず、思い切りやりたい仕事などに打ち込むこともできるでしょう。
それによって、社会の中で自分らしく輝き続けることができれば、人生の「充実」につながっていきます。
こうした自立、安心、充実の人生こそ、われわれが目指す不動産投資の究極の目的です。
「勉強会」や「王道チーム」の活動は、そうした不動産投資をお手伝いするものであるべきだ、という思いを新たにしています。
2...「王道チーム」リレーエッセイ 第8回
- 今回は、賃貸仲介会社・ジェレント社長の宮下さんです。
ジェレントでは、自分たちが本当に貸したいと思う物件にこだわり、とことん丁寧に客付けするのが特徴。
だからこそ毎日、良い部屋を探すお客さんで大入りです。 - こんにちは。
不動産会社ジェレントにて、主に賃貸物件メインで仲介をやらせていただいております宮下です。
不動産に携わったのは7年ほど前、アルバイトがきっかけでした。
その後、父の会社に勤めているときに宅建の免許を取り、さらにターミナル駅での直客営業、世田谷エリアでの業者営業を経験し、昨年8月に独立しました。
約7年間会社勤めをしていて気づいた「ここをこう変えたらもっといいのに!」という視点をどんどん取り入れ、新しいスタイルの不動産会社を目指しております。
以前と違い、今は自分が経営者なので、思い立ったらすぐ自由に変えていけます
(超忙しいですが)!!
白岩さんとの出会いは約2年半くらい前になります。
その頃勤めていた会社にいらっしゃった際、社長から紹介して頂き、その後は管理部にいたこともあり、毎月のようにゆっくりお話する機会がありました。
けっこう早くから独立を進めて頂き、私もいずれはという意思はあったのですが、実際こうして独立でき、たくさんのオーナー様をご紹介して頂くなど、現在のジェレントは白岩さん抜きには語れません。
さて、大家さん、そして大家さん予備軍の方へのアドバイスを少し。
宣伝という訳ではないのですが、お持ちの物件が空室で困っている!
という方はぜひ、当社にご相談下さい。
賃貸物件がどんどん増えている中、待っているだけで埋まる地域など一握りです。
また、不動産会社は数多くあり、それに比例して不動産営業マンの数も膨大です。
ところが、実際には人の入れ替わりが激しく、担当者がずっと一緒というオーナー様のほうが、少ないのではないでしょうか?
空室状態が長いからと不動産会社任せで入居者を決めてしまい、実は不良入居者だったとわかっても後の祭りです。
担当者が辞めてしまえば、オーナー様がなんとかするしかない状況になってしまいます。
その点、私どもは入居申し込みにあたって徹底した審査を行い、私、宮下が全契約業務を行います。
ジェレントがある限り、担当者がいなくなるということはありません。
その他、なんなりと気軽にお尋ねくださいね。
3...「勉強会」会員さんからのコメント
こんにちは、とおるです。
今回はマラソン選手の同僚から、気持ちの良い一言を聞けたことについてご報告します。
彼は大学では箱根駅伝で2区を走り、社会人でも日本一となり、32歳の今年「東京マラソン」がラストランになりました。
同僚として応援させていただき、勝負の厳しさや、日本一の歓喜を味わることができ、こちらも良い経験をさせてもらいました。
しかし、良いときばかりではなく、何度か怪我が重なり、大会に出られなかったときは辛そうで、何よりも体が健康であることの大切さを感じました。
10年ほどの社会人選手生活の最後(東京マラソンのゴール後)に今までの感想を聞いたところ、彼は少し間をおいて一言、「いままでやってきて良かった」。
この感覚、思いが大事ですよね。私も皆さんも厳しい状況、大きな判断の末、アパート・マンションを建て、入居者・近隣者の要望に応え、数年後に「これで良かったんだ」と思えること。
そんな不動産投資をしていきたいですね。
彼は最後に「応援しくれてありがとう」と言っていましたが、私にとっては「こちらこそ感動をありがとう」でした。
編集後記
- ウォーレン・バフェットと並ぶ現代屈指の投資家であり、世界中をオートバイで回り「冒険投資家」とも呼ばれるのがジム・ロジャース。
彼が、投資家にとって大切なものは何かという質問に対し、次のように答えたそうです(日経新聞)。
「大きな流れを見ること。ビッグチェンジがあれば、ビッグチャンスがある。
それを見極めるためには、自立した考え方と、疑問を持つことが必要だ」大きな流れやビッグチェンジ、ビッグチャンスはおそらく客観的に存在するもので、誰にでも見分けたり、つかんだりするチャンスがあります。
しかし、実際にそれができるのは、ごく一握りの人間です。
ポイントは「自立した考え方」、ではないでしょうか。
自分の頭で考えること。人の意見や情報も大事ですが、最後は自分で考え判断すること。
これこそ投資に限らず、自分らしく充実した人生を送るために欠かせない基本姿勢なんだろうなと思いました。(古井)